日本の歴史や文化を知った上でグローバルな社会に羽ばたく生徒になってほしい
全員が切磋琢磨して取り組む英語のプログラムが充実
グローバルな社会で活躍できる人材を育成するため、特に英語教育に力を注いでいる専修大学松戸中学校。文法や読み書き中心の座学のほか、週2時間アンビションホール(高志館)という英語教育専用校舎で英会話の授業を行っています。「1クラスを2つに分けた少人数で、発話の機会が多く、実用的な英語を使うことができます。教員はネイティブと日本人のチームティーチング制。プレゼンテーションなども行い、英語をたくさん聞いて、話す授業です。またネイティブの教員は常駐で、授業以外にも部活動や学校行事にも参加するため、日常的に接することができます」と語るのは入試広報係の内藤絢子先生。また英語検定にも意欲的で全員参加で受検しています。令和4年3月には中学3年生の85%が準2級以上に合格という実績を残しました。
「単語や予習復習など1日1ページなんでも自分の好きな英語の勉強をする自学ノートや、タブレットのスタディサプリを使った勉強、オンライン英会話などさまざまなアプローチで学びを深めていきます。また火曜と金曜には全員参加の英語と数学の放課後講座も行います。生徒の理解度を確認するほか、応用力をつける問題や検定試験対策など生徒たちの習熟度に合わせて対応しています」と教頭代理の北村洋先生も話します。生徒たちは全員で切磋琢磨し、やる気のある生徒はどんどん実力を伸ばしつつ、苦手な生徒を取りこぼさないさまざまなプログラムが用意されています。
また、中学1年では英語を駆使して寸劇をつくり発表する「イングリッシュデイ」や、中学2年で英語を使って職業体験ができる「TGG(東京グローバルゲートウェイ)」訪問などの行事も開催。さらに、通常はアメリカ修学旅行の帰国1週間後に行われる「ISAプログラム」をコロナ禍でも形を変えて実施しています。生徒5~6名のグループに日本に留学中のアジア圏の大学生が1人ずつ入って、英語で交流しながらディスカッションやプレゼンテーションの方法を学びます。より実践的なプログラムで、発話に慣れた生徒は積極的に自分の意見を伝えられるようになります。
日本を知ることで世界の人たちと交わるきっかけをつかむ
「本校の五味光校長が『0と1は全く違う。好き嫌いに関わらず頭も心も柔らかい中学生の間にさまざまな経験をした方がいい』と常々言っており、英語だけではなく、日本文化の本物に触れる機会も大切にしています」と北村先生。中学2年には、日本の主食である米について理解を深めるため田植えと稲刈り体験を。年1回の芸術鑑賞会では、中学1年は歌舞伎、中学2年では文楽、中学3年は能・狂言を鑑賞します。
集大成となる中学3年の修学旅行をめざして、日々さまざまな経験を積み重ねていきます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
専修大学松戸中学校
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