私学探検隊

先輩後輩の垣根のない和気藹々とした雰囲気の中で 仲間同士で互いに助け合い、提案しながらひとつの作品を一から作り上げていく

一致団結して生まれた作品が
さまざまな演劇大会で高い評価!

殺陣は獨協の十八番。迫力満点の演技がどんどん進化していく

銃声などの効果音も生徒たちが担当

中学・高校合わせて約20名の部員が在籍する「演劇部」。出演はもちろん、台本・音響・舞台作りに至るまですべての作業を交替で分担し、ひとつの作品を作り出していくスタイルが特徴です。2014年の「東京都私立中学高等学校演劇発表会」(TOKYOドラマフェスタ)の優秀賞・生徒審査員賞・特別賞をはじめ、2017年には「東京私立中学校演劇発表会」で特別賞を受賞するなど、各大会で評価され、他校からも注目を集める看板的存在です。さらに六本木の俳優座劇場でプロのスタッフに教えてもらいながら本格的な舞台を踏めるという貴重な経験ができるのもこのクラブならでは。活動は国内だけに限らず、韓国演劇協会から招請を受けて「韓国全国青少年演劇祭」に参加するなど活躍の場を広げています。

演技をとおして新たな自分を発見!
自分らしい表現で人を楽しませたい

左から松下侑太郎さん、袁森浩さん、廣岡倫明さん、古谷修一朗さん

 今回は稽古中の中学2年生の生徒4名に話を伺いました。「いつもワイワイにぎやかな雰囲気です。僕は裏方になりたくて入部したのですが、演技をやってみたら意外とおもしろくて、役柄にどんどん入り込めるのが楽しかった。回を重ねるごとに自信もつくし、公演が終わったときの達成感は忘れられません」と話すのはムードメーカーの廣岡倫明さん。
 「演技はもちろん、脚本や美術、音響(効果音)、舞台セットまで生徒みんなで作るのが楽しいです。今後は音作りもやってみたい。新入生が入ってきたら、先輩後輩関係なく意見を出し合っていい作品作りができるような雰囲気にしていきたいです。部活動と勉強の両立はなかなか大変ですが、自分の時間を上手に調整して部活動を続けたいと思います」と古谷修一朗さんも元気に話します。
 さらに、小学6年生のときに塾の先生に演劇をすすめられたという袁森浩さん。「演技をしているとき、体は緊張していても頭の中は冷静なんですよ。そのおかげか授業中でも落ち着いて、自分の意見が言えるようになりました。また、台本を読みこむことで、相手の気持ちを読みとる力がついたのか、国語の成績が上がりました」と笑顔で答えてくれました。
 さらに入学前から演劇部に入ろうと決めていた松下侑太郎さん。「入学前に俳優座劇場の舞台を観て、これだ!って思いました。人を楽しませることに徹底した独自の世界観にすっかりハマったんです。僕の演技を観て人が笑ってくれたとき新しい自分を発見できたように感じました。これから新入生が入ってきたら僕らが先輩に習ったように後輩に伝えていこうと思います」。

今後もいい芝居を求めてさらに稽古に熱が入ります。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

獨協中学校 
[学校HP]https://www.dokkyo.ed.jp/
〒112‐0014東京都文京区関口3‐8‐1 Tel.03 ‐3943‐3651
最寄駅/メトロ有楽町線「護国寺駅」徒歩8分。メトロ有楽町線「江戸川橋駅」徒歩10分。メトロ副都心線「雑司が谷駅」徒歩16分。JR「目白駅」から都営バス「ホテル椿山荘東京前」徒歩1分ほか。

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