「対話」を通した安心安全な場で育つ 自分らしく生き、新しい価値を創造できる人
4年連続で受験者数が増加し、注目を浴びているかえつ有明。「ディープラーニング」「グローバル」「ダイバーシティ」の3つの教育理念を柱とし、生徒たちが自分らしく生き、新しい価値観を創造できる人を育てます。
「勉強の先取りや偏差値などよりも、ここでは生徒たちが学びたいことをどんどん学んでいける環境と教育を提供しています」と広報部長の宇野岳史先生は話します。
生徒たちが人の目や批判を恐れず自分の興味を見つけたり、他者から刺激を受けたり、新しいことに果敢に挑戦したりできるのも、かえつ有明では「対話」を基盤とした安心安全な場作りを大事にしているからです。
日々に溢れる対話の機会
かえつには4人に1人と言われるほどの割合を占める「国際生」と呼ばれる様々な国や文化を経験してきた生徒たちがいます。同じ国内で育っても異なる環境や考えを持った生徒、そして国際生、様々な生徒たちの多様な価値観を尊重し合い、自分らしさを持つためにも、対話が必要なのです。
「学ぶ」「考える」「探究する」ためのスキルやマインドを学ぶ「サイエンス科」の授業はもちろんのこと、様々な教科、行事、日常の場面で対話を大事にしています。生徒同士はもちろんのこと、教師、保護者も対話を基盤としたワークショップなどを様々な授業や機会で実践しています。
安心して自分らしく挑戦できる
かえつの学校見学会も、そんな対話が体験できる場かもしれません。
学校見学会の日程が公表されると、高3の新クラスの川野大空(そら)くんをはじめ中高の生徒が自主的に案内役をしたいと集まります。
「高校から入った当時、人と話すのが苦手で、プレゼンも発表もグループワークも嫌で半年くらい気分が落ち込んでいたんです。でもある日、こうしたイベントで外の方に話をするうちに、かえつの魅力を再認識しました」(川野くん)
新クラスの授業は、ほとんどが対話そのものだそうです。
「授業は先生が一方的に教えることはありません。先生がテーマを提供したら、あとはみんなで対話やプロジェクトをします。例えば数学なら、正負の数と日常生活の関わりについて、英語ではホラー映画がなぜ心理的な怖さを与えるのか、などを対話したり、論述したりします。完璧な英語や答えが大事なのではなく、どう考えるか互いに意見を交換し、学び合います。間違った答えでも先生はすぐ指摘せず、自分で気づくまで待ってくれる。間違えたことよりそこに辿り着くプロセスが大事なのです」と、川野くん。総合型選抜の大学受験に向けて、大学生がチューターとして指導してくれる「探究ゼミ」も受講し、先輩との対話でも自分の研究テーマや進路を深く考える機会になっています。
「かえつは自由だというイメージを持たれますが、それは自分で探求したり、自分の責任で学ぶことのできる子が多いからかと思います。ただ自由に好き放題なのではなく、対話できる安心な場だからこそ、自分のこだわりを持ち、そして責任も持って自由に取り組めるのでしょうね」(宇野先生)
学校、人間関係が安心でき、安全な場だと思えているからこそ、自分らしく行動し、追求することができる成長を遂げる6年間です。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
かえつ有明中学校
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