海外研修が再開。国内での英語コミュニケーションプログラムも充実!
ホームステイも経験した中3のアメリカ体験学習
日本大学第三中学校は、中高6年間で複数の海外研修に参加できる機会があるなど、国際教育にも力を入れています。今年はコロナ禍で中止になっていた「アメリカ・カナダ体験学習」(中3対象)をアメリカに絞った形の「アメリカ体験学習」として3年ぶりに再開することができました。今回は引率した中3英語科の明石啓先生にお話を伺いました。「7月24日から13日間の日程で行われ、中3の男子21人、女子22人が参加しました。主な目的は英語で活動すること、現地のいろいろな場所でアメリカを感じること、そしてホームステイで現地の方々とコミュニケーションを取ることです」と明石先生。最初の5日間はシアトルにあるワシントン大学の寮に宿泊し、午前中は幼~高一貫の私学、ブッシュスクールで英語を学び、午後からは観光や見学などをして過ごしました。航空博物館や大学を見学したりと有意義に過ごせました。その後、7月29日にロサンゼルスに移動。ここでは2人1組で、現地の家庭に5日間ホームステイをしました。「日曜日はホストファミリーと過ごしました。その後の3日間はサンタモニカビーチ、ハリウッドなどを観光したり、フードバンクボランティアや映像関係の会社などを訪問しました。翌日は世界で最初にできたディズニーパークを一日中満喫しました。最終日はUCLAのキャンパスツアーの後、エンゼルスタジアムでメジャーリーグ観戦も。大谷翔平選手のピッチングやホームランを現地で見ることができました」(明石先生)。生徒たちは「机上では学べないことを学んだ」、「自分で考えて行動したことが良い経験になった」などの感想を話しており、国際経験の第一歩として貴重な体験ができたようです。
校内にいながら英語漬けになるコミュニケーションプログラム
中1~中3の希望者を対象とした「英語コミュニケーションプログラム」は、夏休みの3日間、校内で実施しています。コロナ禍で海外研修ができなかった時に始まったプログラムですが、今年も継続することになりました。この3日間は、アメリカ、オーストラリア、フィリピン、ジャマイカ、シンガポール、カメルーン出身の外国人講師が7人来校。ビギナー、スタンダード、アドバンストのレベル別のクラスに分かれて、英語や異文化などについて学び、最終日にはそれぞれのクラスで発表を行いました。
同校では高校生になるとオーストラリア体験学習(希望者多数の場合は選抜)にも参加できます。全日程一人一家庭でホームステイしながら現地校に通学するなど、アメリカ体験学習からさらにレベルアップした内容となっています。また、高校の修学旅行では特進クラスを中心にシンガポールを選択できるなど、在学中の6年間に国際経験の機会が多彩に用意されています。こうした同校の環境は、卒業後の進路にも良い意味での影響を与えているようです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
日本大学第三中学校
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