全員参加のアメリカ修学旅行で異文化を肌で感じ、視野を広げる
英語を「体験」するイベントが盛りだくさん
日常的に英語に親しむ環境が整備されている専大松戸。英語教育専用校舎「アンビションホール」では、英会話の授業のほか、アメリカのボードゲームや漫画なども置かれ、ネイティブ教員との交流ができます。
このほかにも、英語劇をつくって発表する「イングリッシュデイ」など多彩な行事が盛りだくさんの同校。中学英語学習の集大成となるのが、3年次に全員が参加するアメリカ・ネブラスカ修学旅行です。
この旅行は旅行会社のパッケージプランではなく、ネブラスカ出身の教員が中心となってプランを組んだ同校オリジナル。現地でお世話になるメンターやバスの手配など、すべて同校で行っています。入試広報係主任の内藤絢子先生は、「英語を使って様々な体験をすることで、生徒が今後につながるなにかを手にしてほしいというという願いを込めてつくったこだわりのプログラムです」と教えてくれました。
現地の人との交流で積極性が育まれる
ネブラスカでは午前中に、現地の同世代の子ども向けのサマースクールに参加します。ショートムービー製作やクッキング、生物解剖実験、ジュエリーづくり、サバイバル工学など各自が興味のあるプログラムに参加し、現地の子ども達と協力しながら課題に取り組みます。
午後は、現地の大学生メンターと共にグループで行動します。博物館や動物園を訪れたり、フードコートで食事をしたりショッピングをするなどして異文化を肌で感じます。
最終日には、サマースクールでお世話になった先生とそのファミリー、行動を共にした大学生メンターとのフェアウェルパーティで、歌などをプレゼントして感謝を伝えます。
教頭代理の北村洋先生は現地の生徒達の様子について「サマースクールで課題に取り組んだり、食事やショッピングをするなかで、『失敗してもいいからやってみよう』『文法が間違っているかもしれないけど話してみよう』と積極的に相手に働きかける姿勢が見られます」と話してくれました。
実際に、学校行事の効果を検証・分析する「SEAS」によると、他校平均に比べて生徒目線での満足度が高いだけでなく、「問題解決思考力」の項目が高く、トライ&エラーの姿勢で積極的に取り組んでいることがわかります。
「『どんな食べ物かわからないけど、トライしてみたらおいしくなかった』『話したけど、うまく伝えることができなかった』という小さな失敗は、日常生活ではなかなか経験できません。小さな失敗は次への行動へとつながり、成功体験へのきっかけとなります。修学旅行での経験を、今後の英語学習や進路選択に活かしてほしいです」(北村先生)
修学旅行のあとにも、家庭学習でのオンライン英会話、高校生になると希望者を対象にした海外研修ほか、多様な人々や文化と出会えるイベントが盛りだくさんな6年間。生徒たちはさまざまな経験を通して自分の進むべき進路を発見し、未来へ羽ばたきます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
専修大学松戸中学校
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