カフェテリア、図書室のある新校舎が完成! ネイティブ教員の英語イマージョン授業も充実
自習やグループワークにも利用できる新校舎が完成
浦和実業学園は2021年に学園創設75周年を迎えたことを機に新ロゴの作成や制服リニューアルなどを実施。昨年から今年にかけて新校舎2棟を建設しました。そのうちの1棟は昨年から稼働している実験室やPCルームなどのある2号館ですが、今年度は図書室、体育館、カフェテリアなどのある1号館が完成し、4月から生徒の利用がスタートしました。
「本校は職員室の横に一貫生専用の自習スペースがあるなど、校内のいろいろなところで勉強ができる環境を整えていますが、この1号館も『UJカフェ』と名付けた1階のカフェテリアと2階の図書室を放課後のラーニングスペースとして開放しています」と話すのは、入試広報主任の松尾茂雄先生。UJカフェでは会話や飲食を許可し、グループワークや勉強を教え合うなど話し合いが必要な学習の場として利用できます。
一方、蔵書数約3万6000冊を有する図書室は、会話を禁止し、個別の学習や読書に集中できる環境が整えられています。また、2階には図書館の外側にも自習スペースがあり、ここも私語禁止となっています。このほか、1号館には2階に音楽室、3階に『スポーツスタジオ』と呼ばれる体育館もあり、快適な環境で授業や部活動などに取り組むことができます。なお、UJカフェの昼食時の利用は高校生からですが、中学生もカフェで販売しているものを教室で食べることができるので、保護者が忙しい時などに活用できそうです。
ネイティブの先生が英語以外の<科目も教えるイマージョン授業
同校では伝統的に国際教育に力を入れており、7人のネイティブ教員が常勤で在籍しています。「ネイティブの先生は中学生の副担任としてホームルームにも参加し、英語で連絡事項を伝えるなど、授業のみならず、学校生活のさまざまな場面で生徒たちとの関わりを持っています」と松尾先生。ネイティブの先生方の出身国はアメリカ、イギリス、オーストラリア、フィリピン、ミャンマーとさまざまで、多彩な背景を持つ先生と関わり、出身国の文化や価値観などを知ることができます。ネイティブの先生方は英会話の授業はもちろん、自身の特技を活かして、体育、音楽、技術家庭、美術の授業にも参加。日本人教員とチームティーチングの形で指導を行っています。例えば、音楽の授業で英語の歌を歌ったり、ウクレレの弾き方を教わったりというように、英語を実技科目でも使うことで国際感覚も養います。また、ネイティブの先生方は英語スピーチコンテストや英語検定の面接練習などにも携わり、生徒にアドバイスをしています。「保護者からは『夏休みに家族で海外旅行した際に子どもが通訳をしてくれた』などの嬉しい報告もあります」と松尾先生は話します。
同校では高校生になると高1でハワイに短期留学できるほか、海外大学進学支援プログラムも充実しており、大学選びから出願までを学校がサポート。「昨年から留学を希望する生徒と日本人留学生を求める海外大学とのマッチングを行うスカウト制度も導入しました。これにより、今後は進路に海外大学を選択する生徒が増えていくかもしれません」と松尾先生。英語イマージョンで6年間を過ごす生徒たちは進路の選択肢も多彩に広がっていきそうです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
浦和実業学園中学校
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