私学探検隊

付属校のメリットを活かし多様な体験から未来へはばたく

学校独自のプログラムで
生徒の知的好奇心を刺激

中学1年の自然体験教室では、地引網や農業体験からSDGsについて学びます。

“「大学の先にある人としての在り方生き方」の探求”を学びのテーマとする東海大学付属浦安高等学校中等部では、体験に基づいた学びを主眼に置いたシティズンシップ教育で、ともに生き抜く力や豊かな人間力を育んでいます。

 

「本校は約8割の高校生が付属推薦で東海大学に進学します。ですから受験のため、偏差値のための学びではなく、体験の中から課題を見つけ、自分たちで解決方法を考え行動することを繰り返し、将来に繋げてほしいと考えています」と、中等部副校長の宮嶌咲由里先生が話すように、「浦安人生学」という独自のプログラムを展開しています。多様な個性を受容し思いやりを育む手話講座に加え、「自然科学系」「比較文化学系」「健康医科学系」「社会文化学系」の4つの分野から生徒自身が関心のある講座を選択し、主体的に学びを深めるのが「土曜講座」です。講師には各分野の専門家を招いており、昨年度はJAXA宇宙教育センターによる「電波で宇宙の姿を探ろう」や千葉県弁護士会の「模擬裁判」、ドイツ文化センターの「ドイツと日本の繋がりについて」など、多彩な講座を開催。このような教科学習の枠を超えた学びは、生徒の知的好奇心を刺激するとともに社会への関心を引き出しています。

多様なテーマから選択できる土曜講座は、自分のキャリアを考えるきっかけにも。

きめ細かな授業とフォロー
中3では海外研修も
教科学習では数学と英語で習熟度別・少人数授業を行っているため、しっかりと基礎学力を固めることができます。さらに英語では、教室だけでなく外できちんと使える英語に焦点を当て、学年に合わせた体験プログラムを実施。中学3年では、学びの成果を発揮する場として、学年全員でのニュージーランド海外英語研修も用意しています。「ホームステイをしながら現地の学校に通います。英語が通じた喜びや通じなかった悔しさ、その体験をもって高校へと進んでほしいと考えているので、現地ではスマートフォンを携帯せず自分の力で会話をします」(宮嶌先生)。
また昨年より、放課後の取り組みとして苦手教科の克服や得意教科の発展を目的とした「プラススタディ」もスタート。現在は先生による指導を行っていますが、メンターとして高校生に参加してもらう計画も進んでおり、学年を超えた学びの場として期待が高まります。

見て、感じて、考えて
可能性の扉を開く
全国大会に頻繁に名を連ねていることから、スポーツ強豪校というイメージが強い同校ですが、「スポーツはちょっと苦手だけど文系が得意な子、理科が好きな子など、生徒の個性はさまざまなんですよ」と宮嶌先生。「精神的にも成長する中高での体験はかけがえのないもので、生徒を大きく成長させます。肌で感じ、社会や世界への視野を広げる本校のカリキュラムの中で、将来の可能性を広げてほしいと考えています」と、最後に話してくれました。

全天候型のトラックやテニスコート、複数の実験室、6万冊以上の蔵書を誇る図書館など充実した施設の中、自分の可能性にチャレンジできます。

理科好き集まれ! サイエンスクラス

中高生の希望者を対象に開催しているのが、体験・探究型の課外授業「サイエンスクラス」です。大学や企業などと連携したこの取り組みは、自然科学から最先端の科学技術に触れることができ、生徒自身が課題を見つけ、科学的手法で探究し、外部発表に繋げています。

 


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

東海大学付属浦安高等学校中等部
[学校HP]https://www.urayasu.tokai.ed.jp/
〒279-8558 千葉県浦安市東野3-11-1 Tel.047-351-2371
最寄駅/
JR京葉線「舞浜駅」徒歩18分。「舞浜駅」・メトロ東西線「浦安駅」・
JR京葉線「新浦安駅」から東京ベイシティバス「東海大浦安高校前」。

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