広々とした人工芝のグラウンドをはじめ、部活にのめり込める環境が整備。2023年度、好成績を残したサッカー部部長に聞く
キリスト教に基づく人格教育により、「道徳人・実力人・世界人」を育成している明治学院。クラブ活動の加入率は中学で9割を超え、各部とものびのびと活動しています。充実した施設も魅力で、生徒たちが心躍らせ活動しているのが、広々とした人工芝のグラウンドです。
そこで主に活動する中学サッカー部は2023年、高円宮杯東京都ユース(U-15)サッカーリーグ中学生交流リーグの1月開幕戦と同プレーオフで優勝し、高円宮杯JFA全日本ユース(U-15)サッカー選手権東京大会出場という実績を残しました。驚くことに部員の約半数が初心者だったのだそう。顧問の竹内雅之先生は「楽しく競技するために、個々の技術の向上を目指していますし、その力をチームという集団で生かしてくれています。部員たちの努力と幸運が重なり、都大会に出場できました」と言います。
そのチームを率いた、元キャプテンの赤荻 音くん(現・高1)は「最も意識していたのが『気持ちで負けない』ことです。練習でも試合でも、球際などすべてを大事にしました。一つひとつのプレーに対してもプラスになる言葉を考え、声を絶やさないようにし、声のかけ方も人によって変えました」と話します。
フレンドリーなチームづくりを心がけ、下級生に対しても笑顔を絶やさず接していた赤荻くん。「気軽に話し合える関係性を作れたことで、チームの絆が深まり、試合もやりやすくなりました」
しかし、中2の8月にキャプテンになった頃は敗戦が続き、部内の空気が悪くなったことも。チームが大きく変わったきっかけは夏休みの頑張りです。「酷暑の中での練習はキツかったですが、みんなと一緒に長い時間を過ごせたことは大きかったと思います」(赤荻くん)。
平日は2時間ほどの練習時間しか確保できないため、すぐに部活ができるよう、終礼後は即グラウンドに出て準備していたと話す赤荻くん。こうした地道に働く姿やコツコツと努力を重ねる姿勢はチームメートたちからも厚い信頼を得ていたと竹内先生が教えてくれました。なお、赤荻くんに自身の成長について聞くと「サッカーは幼稚園から続けていましたが、中学入学後はそれまでと異なり、周りを見られたり、一つひとつの行動について考えられたりできるようになったと思います。勉強も集中して取り組めるようになりました」と話します。
竹内先生は中学3年間、学年団の教員として赤荻くんと普段からよく話をしていたそう。信頼関係があった上ですが「クラブの際、僕はリーダーを叱るようにしています。キャプテンは辛い思いをするでしょうし、個性の強いメンバーをまとめるのは大変です。しかしそれは成長の糧となります。部員たちも困難を乗り越える力を持っていました」(竹内先生)。先生は同校のサッカー部について「スーパープレイヤーはいませんが、彼らが自ら努力をしてくれてありがたいですね。何よりも一人も辞めずに3年間続けてくれるのもすごいことだと思います」と言います。
赤荻くんは東村山高校進学後もサッカー部で頑張っています。将来は雑誌記者として、サッカーに関わりたいとか。
自分で考えて行動できる生徒を育んでいる明治学院の部活動。皆さんもその素晴らしい環境と教育内容をご自身の目で確認しに、同校へ足をお運びください。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
明治学院中学校
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