新しい価値観をつくり上げていく 「挑戦のプラットフォーム」であり続ける学校
「挑戦」を合い言葉に、斬新な取り組みによって新しい教育のかたちを次々と打ち出している青稜中学校。「教科教育とは別に、生徒たちがワクワクしながら認知能力を伸ばしていくことができる仕掛けをいくつも用意することで、新しい価値観の創出を目指して挑戦し続けられる人の育成につながると思っています。」と青田泰明校長は語ります。
教科学習への意欲にもつながる趣味と専門性全開の青稜ゼミ
教員の趣味や得意分野が詰まった青稜ゼミは、中2・中3混合で実施されます。「思考力養成講座」や「文化教養ゼミ」のようなまさにゼミといった内容から、手芸やバドミントンを取り扱う部活のようなものまで、教員の熱意が感じられる授業が展開されています。受講をきっかけに知的好奇心を刺激された生徒の中には興味関心に目覚め、教科学習への意欲も見せるといいます。
社会につながる学校のハブとしての役割
学校という場所は社会につながるゲートの役割があるとして、学校外とのつながりを重要視する同校。学校の先にある社会に向けてのプロセスとして様々な取り組みを行っています。教員の趣味や得意分野を基に行われる青稜ゼミの中でも、青田校長のSDGsゼミでは大手食品宅配業者とコラボし商品開発を実施するなど、外部との連携は非常に活発です。SDGs部は品川区と雑誌「るるぶ」編集部と協働し、フリーペーパーを出版。取材から編集まで、プロに指導を仰ぎながら生徒たちが手掛けた「サステナブルなまち品川」は30,000部を発行し、そのうち3,000部が区に贈呈されました。青田校長は「青稜ゼミを中心に企業につながるためのハブとして様々な連携を進めています。こうした経験を通して教科の勉強がいかに世の中の営みとつながっているかを実感してほしいと思っています。」と語ります。
続々新しい試みクラウドファンディング
同校の新たな取り組みの一つとして、学校専用のクラウドファンディングサイト「S-BLUE」の立ち上げがあります。部活動や学園祭などの運営資金や機材費用などを保護者、卒業生やその家族などから募るクラウドファンディング活動。生徒たちはどんなプレゼンであれば支援をしてもらえるのかを考えて試行錯誤しています。「様々なアイディアを出し合うワクワクした表情の生徒が印象的です。高校の家庭科に導入された金融教育の体験型学習としても価値のあるものになっています。」と青田校長。様々な取り組みによって新しい価値観を作り上げていく同校。その挑戦の数々によって得られる成長は同校ならではです。是非一度足を運んでみてください。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
青稜中学校
[学校HP]https://www.seiryo-js.ed.jp/
〒142-8550 東京都品川区二葉1丁目6番6号 Tel.03-3782-1502
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