私学探検隊

6年間一緒に持ち上がる先生たちと、夢の実現を目指す

2023年度卒業生の日本大学合格実績は、生物資源科学部、理工学部に各50名以上、文理学部、法学部、商学部、経済学部に各40名以上。国際関係学部、生産工学部にそれぞれ10名以上が合格している。

中高の6年間を見守る
持ち上がりの学年担任制
日本大学第三中学校は、日本大学(以下、日大)の特別付属校(学校法人が異なる付属校)という位置づけで、16学部86学科を有する日大に内部推薦で進学できる資格を得られることはもちろん、他大学進学を希望する生徒にも寄り添った手厚く、きめ細かい進路指導を行っています。同校の学習指導、進路指導について中学校教頭の佐々木祐輔先生にお話を伺いました。「本校は特別付属校のメリットを生かし、日大への進学を基本としながら、国公立や早慶上理など、多彩な進路を実現させています。また、120を超える多種多様な大学の指定校推薦枠があります(下記参照)」と佐々木先生。原則として中1から高3まで生徒と一緒に学年担任チームが持ち上がるシステムなので、学年担任の先生方は生徒一人ひとりの成長過程や家庭環境、どのように進路目標を定めたかを把握しており、きめ細かいケアをすることができます。生徒たちは中2から始まる進路ガイダンスで将来の夢や目標を考え、同校はその夢の実現が可能な大学に進学できるよう、進路指導を行います。「6年間にわたる丁寧な進路指導が実を結び、内進生から東京大学、一橋大学など難関校にも合格者が出ています。その中には部活や生徒会と勉強を両立させていた生徒も珍しくありません」と佐々木先生は話します。

校内のさまざまなところにある学習スペース

先取り学習をせず、
多様な成功体験を重視
同校は中学で高校の範囲を学ぶなどの「先取り学習」をしない方針であることも特徴。これは中3で設置される選抜クラスでも同様です。「大切な6年間、勉強以外でも成功体験を重ねてほしいと思っています。選抜クラス、特進クラスはカリキュラムや進度は他のクラスと同じでありつつも、より深く、高度で発展的な内容を習得できるような授業を展開しています。また、本校は通塾せずに各教科の教員に質問したり、図書室、学習室、自習スペースなどの環境を利用したりして希望の進路を実現する生徒が多いのも特徴。成績に関わらず通塾率は20%くらいです。多様な経歴を持ち、適切な指導ができる教員が多いのも本校の強みです」と佐々木先生。放課後になると職員室に質問に行く生徒も多く、職員室周辺に設けられた学習スペースで自習をする生徒も少なくありません。放課後や長期休みなどに行われる講習も充実。部活と両立するために朝、授業前に「0時間目」として行う場合もあります。希望者向けの講習だけでなく、学習に躓きがあった場合の指名補習も行われており、生徒の状況やニーズに合わせた取り組みを各学年で実施しています。

2023年度 指定校推薦枠を持つ主な大学

●東京都立大学 ●立教大学 ●成蹊大学 ●北里大学 ●芝浦工業大学 ●東京理科大学 ●中央大学 ●成城大学 ●立命館アジア太平洋大学 ●東京薬科大学 ●明治大学 ●法政大学 ●明治学院大学 ●駒澤大学 ●日本赤十字看護大学 ●青山学院大学 ●学習院大学 ●武蔵大学 ●専修大学 ●日本女子大学 他
※毎年約120校の4年制・6年制大学から指定校推薦の依頼を受けている


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

日本大学第三中学校
[学校HP]https://www.nichidai3.ed.jp
〒194-0203 東京都町田市図師町11-2375 Tel.042-789-5535
最寄駅/
JR横浜線・小田急小田原線「町田駅」からバス「日大三高入口」「日大三高東」ほか。登下校時、京王線など「多摩センター駅」、「町田駅」、JR「淵野辺駅」から直行・急行バスあり。

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