体験重視で“使える英語”を身につける! ニュージーランド海外英語研修
現地ではスマートフォンを
携帯しないルールに
グローバル化と多様化が進む社会で求められるのは、主体性や実行力を備えた人材です。東海大学付属浦安高等学校中等部では、さまざまな体験を通して社会性や公共性を身につけるシティズンシップ教育で、ともに生き抜く力や豊かな人間力を育みます。
英語教育では、オーセンティック(本物)な英語に触れる機会を増やして“使える英語”を身につけていきます。そのため、中1からコミュニケーション力を高める英語体験プログラムに参加して、英語力を段階的にステップアップさせていきます。
中1はTGG(TOKYO GLOBAL GATEWAY)での英語学習。中2はブリティッシュヒルズ国内英語研修と体験を積み重ねて、中3のニュージーランド海外英語研修へと繋げていきます。
今年2月、コロナ禍で中断していた中等部3年生のニュージーランド海外英語研修が4年ぶりに実施されました。約10日間のホームステイで生徒たちは2~3人1組に分かれ、ホストファミリーや現地の生徒たちと交流してリスニング力やスピーキング力を高めます。現地では敢えてスマートフォンを携帯しないことをルールとしていたので、毎日集合場所まで生徒たちはホームステイ先からの移動経路を調べ、交通機関を使って目的地まで辿り着かなければなりませんでした。時間通り到着できなかったり反対方向の電車に乗ってしまったりした生徒もいましたが、失敗も経験の内です。
日本の生活習慣との違いも
貴重な異文化体験
今回のニュージーランド行きが初めての海外渡航だった藤田杷那(はな)さん(現高1)のホームスティ先は、一人暮らしのおばあちゃんの家でした。「広い家での生活は快適だったのですが日本と異なり、湯船がなくてシャワーだけ。洗濯も自分たちで手洗いをしていました。ニュージーランドは水が貴重な資源で水を大切にしている国だと事前学習で習っていたのですが、日本との違いを実感しました」と藤田さん。
ホストファミリーの家庭環境も住環境もさまざまで、ホームステイ先の生活習慣に戸惑った生徒もいたようですが、そうした一つひとつの貴重な異文化体験が血となり肉となり、生徒たちの五感に残っていきます。中等部の授業で“使える英語”や英語の基礎を重点的に教わっていたことで、藤田さんは「私が伝えたいことはなんとか理解してもらえたし、ゆっくり喋ってもらったり何度か聞き直したりしながら意思疎通ができました」と手応えがあった様子。
海外研修後、いろんな国に
行ってみたくなった!
「和食が好きで虫が嫌い」という藤田さんは、出発前はニュージーランド研修には気が進まない派だったのだそう。「食事もおいしかったし、現地校の授業体験でペアになった小学生の女の子をおんぶして走り回ったり、英語を使った楽しい体験がたくさんあって、他の国にも行ってみたい気持ちが湧いてきました」「将来は自分で作詞作曲したり歌ったりする活動をしたい」と話す藤田さん。「SNSを使って世界中に発信できるように、英語をもっと学びたいと思うようになりました」
副校長の宮嶌咲由里先生は、「ニュージーランド海外英語研修で味わった英語が通じる喜びや通じなかった悔しさが、高校での英語を学ぶモチベーションや将来に繋がる生徒がたくさんいます」と話しています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東海大学付属浦安高等学校中等部
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