共学校となり、2年目。未来を担うグローバルリーダーにフロントランナーたちを育成する
後輩を迎えて頼もしくなった中2男子
来年創立140周年を迎える青山学院横浜英和中学高等学校は、2014年に青山学院大学の系属校となり、昨年から共学化しました。共学化2年目となった今年度の様子や取り組みについて、校長の小久保光世先生にお話を伺いました。
「青山学院の系属校となった1期生は高1となり、共学化した1期生は中2になって、今年、初めての後輩を迎えました。教員も男子生徒のいる風景に慣れ、自然になってきました。入学当初はやんちゃだった中2男子も1年間の学校生活の中で成長を見せています」と小久保先生。例えば、クラブ活動も先輩のいない男子は中1で立ち上げから行いました。サッカー同好会は設立を認めてもらうために企画書を作成し、体育系クラブ委員会に何度も足を運びました。「こうした経験がフロンティア精神を養います。新しいことを始める時には責任も伴いますから、自分たちがパイオニアと思って覚悟を持って取り組んでほしいと思っています」と小久保先生は話します。そのサッカー同好会の活動場所である第2グラウンドが新設されるなど、校内の環境も整い、フロントランナーとしての今後の活躍がますます期待できそうです。
伝統のグローバル教育海外研修がますます充実
同校は、「キリスト教に基づく人格教育を行う」という建学の精神のもと、今後の社会を希望と喜びをもってたくましく生きていく人格の育成を教育方針としています。中でも長い歴史の中で創立当初から力を入れているのがグローバル教育です。「アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国などに姉妹校、提携校があり、海外研修、短期留学、ターム留学などの多彩なプログラムが用意されています。また、姉妹校から留学生を受け入れたり、日本に留学している外国人の大学生を学校に招いて交流するなど、日々の学校生活の中でも異文化への関心を高める機会がたくさんあります」と小久保先生。さらに、パソコンを通じてリアルタイムでネイティブの講師と1対1で会話できるオンライン英会話を導入したり、4技能(話す、書く、読む、聞く)をバランスよく身につけるため、2020年からの大学入試改革でも認定されている「ケンブリッジ英検」を受検させるなど、さまざまな角度から生徒たちをサポートしています。
また、同校では生徒たちが希望に沿った進学ができるように手厚い進路指導を行っています。フロントランナーたちが卒業時にどのような成長を遂げるのか今から楽しみです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
青山学院横浜英和中学校
[学校HP]http://www.yokohama-eiwa.ac.jp/chukou/
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