実学に基づく興味関心の芽を育む学びが花開く過去最多の難関大学合格実績を更新
今春、国公立・難関私立の大学合格実績が過去最多となり、中学受験においても、志願者を増やし注目を集めた農大一中。
東京農業大学の「実学主義」と同校の「知耕実学(=実学によって知を深く耕す)」の考えをもとに、体験を通じて本質的な学びを深める授業を展開しています。
「知耕実学」のもと、さまざまな体験を通して深める学び
中学入学直後に行う稲作は同校ならではの取り組みです。自然に触れ、実際に身をもって体験することで、日々何気なく口にしている「お米」を育てることの大変さや食べ物のありがたさを実感するきっかけとなります。そして、中2では隣接する東京農業大学の本格的な設備を使って、大学の教授の指導のもと、お米を科学的に分析します。体験で終わらせず研究につなげるのも同校ならでは。自ら仮説を立て、実験を通して検証する基本的な考え方が身に付きます。中学では週に2回以上は理科の実験があります。単に、教科書の実験を再現するのではなく、生徒たちが仮説を立てるところからスタート。実験結果を考察しレポートにまとめるまでを繰り返し行い、論理的に考える力、自分の考えを記述・論述する力を養います。
そうした中学での学びの集大成が「課題研究発表」です。課題研究発表は中学3年間をかけ、生徒一人ひとりが興味関心を持ったテーマについて研究・考察し論文を執筆します。最後には執筆した論文に基づいた発表を行い、自分の考えをまとめ、人に伝える一連の過程を経験することで、生徒たちが大きく成長します。
学年・教科の枠を超えた「一中一高ゼミ」を通して学びを拡げる
希望する生徒が自由に参加することができる「一中一高ゼミ」は、教員が得意とする分野を中心に多様なテーマで開講されています。模擬国連など学外での挑戦を支援するものから「ロックンロール入門」「東急線を語る」などの趣味教養的なもの、さらには宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携した探究学習など生徒の知的好奇心に訴えかけるものばかりです。少人数のゼミ形式で行うため、学年や立場を超えて参加者全員が同じ目線で意見を交換します。他者の意見に触れ、切磋琢磨することで、自身の理解を深め新たな気づきへとつなげます。多彩なテーマや視点に出会えるこのゼミは、興味関心の芽を育てるきっかけとなると同時に、知識を深め物事の「本質」を学ぶ貴重な経験の場となっています。
コロナ禍においても「知耕実学」の考えは一貫しており、オンライン文化祭や動画での課題研究発表など、工夫を凝らしながら体験を通した学びを継続しています。本物に触れ、感じ、学ぶ環境は、生徒たちの知識も心も深く耕してくれることに違いありません。
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※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東京農業大学第一高等学校中等部
[学校HP]https://www.nodai-1-h.ed.jp/
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