私学探検隊

「豊かな人生」を目標に学びから可能性に気づき自発的に行動できる人間を育成

昨年度からの共学化により、さらに広く深い学びへと発展したかえつ有明中学校は、未来を見据えた先進的な教育に定評があります。その基礎を築いた小畑秀文前校長からバトンを受け取り、今年度、前嶋正秀先生が校長に就任しました。「始業式でも、型通りの話はせずに自ら考えるワークをしています」と笑顔で話す前嶋先生に、これからの教育についてうかがいました。

教育理念を引き継ぎつつさらなる深化を目指す

生徒同士、生徒と教員の対話を大切する同 校だからこそ、自分の考えを表現する力や 共感力が育まれていきます。

生徒同士、生徒と教員の対話を大切する同校だからこそ、自分の考えを表現する力や共感力が育まれていきます。

「生徒の『豊かな人生』につながる学び。校長になった今、この究極ともいえる目的に向け、学校は何ができるかを考えています」と話す校長の前嶋先生は、昨年度まで教頭として常に発展する同校の教育を支えてきました。校長に就任してからは、小畑前校長が確立した『生徒一人一人が持つ個性と才能を生かして、より良い世界を創りだすために主体的に行動できる人間へと成長できる基盤の育成』という教育理念を継承しながら、生徒の未来も視野に入れた施策をスタートさせつつあります。

かえつならではの特長を生かし先生も学び手として意識を向上

その施策の第一弾となるのが生徒へのアプローチです。早期から質の高いアクティブ・ラーニングを実践し、現在はディープ・ラーニングへと深化した同校では、先生は上からの指導や教え込むということはせず、時に良きアドバイザー、時にファシリテーターとなり生徒の主体性を高めています。それをさらに向上させるため、「Co Learner」を目ざすべく教員研修を実施。「Co Learnerとは、『教員もまた、学び手である』という意味です。私たち教員の在り方次第で、生徒の学びへの意識も大きく変化します。生徒に教えるのではなく、教員も生徒と共に学ぶというフラットな関係性を当たり前にしたいですね」(前嶋先生)
また、教育に関しては、「DEEP LEARNING」「GLOBAL」「DIVERSITY」という3つの柱を継続。さまざまなバックグラウンドをもつ国際生が多いことでも有名な同校では、多様性を肌で感じながら、国際的な視野や感性を身につけることができます。この恵まれた学校生活の中で、異なる価値観を受容する心を育んでいるのが、ディープ・ラーニングの要となる対話ベースの授業です。このように密接に関わり合う教育の柱により、変化の激しい社会でも、より良く生きるための思考力や人間力が育まれていくのです。

気づきのある教育でさらに深い学びへと導く

「生徒には自ら学ぶ人間に育って欲しいと考えています。子どもは例外なく誰もが無限の可能性を秘めています。しかし、きっかけがなければ可能性の種は発芽することはありません。その発芽のきっかけとなるのが、学びそのものであり、さらに学ぶ意欲です。本校の教育は、学びを深めていけばいくほど多くの気づきが生まれ、自分の可能性を発見しやすくなります。可能性に気がついた生徒は、『こうありたい』という理想に近づくため、必要なものを手に入れようと努力します。それが主体的な学びの深まりにつながっていくのです。
自分の可能性を見つけたい、いろいろなことを吸収しチャレンジしたい等、学ぶ意欲にあふれる受験生の皆さんには、かえつ有明中学校は最適な学びの場だと自信をもっていえます。ぜひ、本校で自分の可能性を見つけてください」と、メッセージをいただきました。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

かえつ有明中学校
[学校HP]https://www.ariake.kaetsu.ac.jp/
〒135-8711 東京都江東区東雲2-16-1 Tel.03-5564-2161
最寄駅/
りんかい線「東雲駅」徒歩8分。メトロ有楽町線「辰巳駅」徒歩18分。メトロ東西線・都営大江戸線「門前仲町駅」、JRなど「東京駅」、メトロ有楽町線「豊洲駅」から都営バス「都橋住宅前」ほか。

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