生徒会役員4人にインタビュー!「生徒が主体となって学校をもっと良くしていきたい」
共学化5年目を迎えた青山学院横浜英和。自ら手を挙げて生徒会役員になった4人に、新しく動き出した生徒会の活動について聞いてみました。
生徒達の声で校則を変えていきたい
今年4月から生徒会役員になった4人。自ら立候補した理由を聞くと、「女子校時代から続く校則を変えたい」(会長I・Aさん)、「男子の髪型の校則を考えたい」(会計K・Jくん)、「スマホの使用制限を緩和させたい」(副会長T・Nさん)、「もう少し部活動の時間を延ばして欲しい」(会計M・Yくん)など、今ある校則を変えるために、自らが中心となって動こうと決めた、と話します。
校長の小久保先生からも、生徒の目線で校則を考えてみたらと提案されたそうです。そこで学校を変えていくには、一部の役員の声だけではなく、生徒みんなが意見を言いやすい環境にすることが大事と考え、今年度から「放送」「新聞」「オンライン目安箱」「SDGs」の4つの班を設け、学校の風通しをもっと良くする取り組みをスタートさせました。
「生徒会からの情報を今まで以上に伝えられるよう、新聞も放送もオンライン目安箱も、役員と生徒の距離を縮めるために始めました。役員会で決まったことは随時生徒達に報告し、情報を共有しています。オンライン目安箱はまだ企画の段階ですが、口頭での発言よりもオンラインの方が自分の意見を言いやすいのではないかと考えています」(I・Aさん)。前期は、まずは役員会と全校生徒の距離を縮めることに力を入れ、後期から具体的に校則の改革を目指していきたいと、意気込みを見せます。
生徒のための活動施設「オリーブ」が新設!
「SDGs班は別に動いていて、英和のSDGsにどう取り組んでいくか話し合っています。まだ構想段階ですが、給食のパンや牛乳の残りを捨てずにどこかに寄付することはできないか、制服のジェンダーの壁をなくすにはどうしたらよいかなど、幅広く検討しています」(K・Jくん)。これらの班活動は、高校生をリーダーに各自役割を持って進めています。その他にも文化祭の統括をするなど、役員は1年間大忙しです。役員会は週1回。今年4月に新設された生徒のための活動施設「スチューデントセンター・オリーブ」の生徒会室で行われます。
「たくさんの立候補の中から選んでもらったので、今自分のできることを精一杯やっていきたいです」(M・Yくん)、「大変なこともあるけれど、自分達で学校を変えていくんだという気持ちで頑張っています」(T・Nさん)。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
青山学院横浜英和中学校
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