瀧野川女子学園中学校
家庭料理技能検定3級二次試験(実技試験)全員合格!(校内合格率100%)
1月30日、「家庭料理技能検定3級二次試験」を校内で実施いたしました。
試験前の授業”高2ゼミ栄養と調理”1回目では、ほとんどの生徒が包丁の持ち方・使い方がわからず、
”右手の人差し指で包丁を押してもあまり進まない”
”りんごの芯を取るときの角度が難しい"
”皮を剥くときの包丁とりんごの持ち方がわからない”
と嘆きながらりんごの皮むきに挑戦していた生徒たちでしたが、
授業や放課後講習で何度も練習を行うことで、
試験本番は9割を超える合格点を取ることができていました。
家庭料理技能検定後の授業では、アレクサ先生・リリー先生と一緒に検定合格を願って恵方巻きを作りました。
食に想いを込めて、共に頑張ってきた仲間と一緒に “いただきます”
最後に
私は、高校生から大学2年生までは、栄養士と臨床検査技師の免許取得を目指していました。
幼い時に大きな病気になったことがきっかけで、私も命を守る職業につきたいと考えて医療系に進んでいましたが、栄養学を学ぶうちに”自分らしく生きるためには心身ともに健康であることが必要である"ということを実感し、大学3年生の時に”食”の楽しさと重要性を伝える家庭科教員になることを決意しました。
今回、ゼミ”栄養と調理”を通じて生徒とともに家庭料理技能検定合格を目指して食と栄養の関係について追求してきましたが、生徒と一緒に”食”を通して料理や夢を創っていく楽しさを実感することができた授業でした。
ゼミ”栄養と調理”は修了してしまいましたが、家庭料理技能検定合格発表後に生徒達が私に伝えてくださった夢 ”栄養士として食品の製品開発に携わりたい” ”薬と食べ物の相互作用を理解した信頼される薬剤師になりたい” “幼児に食の楽しさを教えられる保育士になりたい” が叶うことを願って、これからも応援しています。
家庭科教員・栄養士 藤田