三輪田学園中学校
🍁秋の保護者会で講演会が行われました
一昨日、秋の保護者会の日に、父母の会主催の講演会が行われました。
講師は法政大学キャリアデザイン学部の児美川(こみかわ)孝一郎先生です。
児美川先生は教育学の先生です。
講演のタイトルは「ネット社会を生きる わが子に身に付けてほしいこと デジタル・シティズンシップに注目して」
時代はどんどんと変化しています。
情報科社会における親と子の関わりにおいて「親の普通」を前提にしがちですが、子どもの現実と価値観は親世代とずれています。
まずは子どもと対話して、子どもの発想に「そうか!」と理解を示し、子どもの考えを聞いて必ず応答する…。
子どもには失敗する権利があり、子どもに任せて安全な失敗をすることで子どもは成長します。
家庭は根拠地となるベースキャンプ。
最近は企業でも副業が認められていますが、子どもにとってもこの越境学習は自分だけが持つ強みになります。変化の多い社会だからこそ必要な力…
ICTは操作に気を取られて深い思考ができなくなるという側面があるそうです。
だからこそ越境学習はこれから大切なことを実感しました。
生徒・教員とも、市民として責任をもって自分で判断して社会に参加する能力を身につけていきたいです。