学校からのお知らせ

東洋大学京北中学校

受験生への校長メッセージ

中学・高校とスポーツをサボってきた私は、大学に入ったら何か一つの運動部活動に打ち込もうと考えてきました。次に考えたのは同じスポーツをやるのなら、教員として生徒を救えるスポーツが良いと考えました。結局、私が選んだのは、化学科の先輩や同期も複数が入っていた水泳部でした。

 

幸いにして4年間で、幼稚園児や小学校児童、中学校生徒、短期大学・大学生へ水泳を教えることができ、そのことで大学長から表彰状をいただくことができました。結果的に都立高校へ就職できたので、部活動顧問を含めすべての学校種で水泳だけは教えるチャンスをいただきました。そのお礼という訳ではありませんが、今でも修学旅行で水辺の活動の際には必ず水着を着用し、いつでも飛び込めるようにしています。

 

そんな私が、ディズニーの中から名言を見つけました。映画「ファインディング・ニモ」に出てくる、ナンヨウハギのドリーです。

“When life gets you down, do you wanna know what you’ve gotta do? Just keep swimming!”
「人生にがっかりした時に、何をしなきゃいけないか知りたい? ただ泳ぎ続けるんだよ!」
 

確かに練習や試合で泳いでいる時は、苦しい。しかし水泳は、そのことに没頭できるスポーツでもあります。世間から閉ざされた、自分だけの水の世界で集中できる、最高のスポーツです。
高校生の部活動顧問として、私が何度か生徒に言った言葉です。「水泳は、サボっても良い。でもサボったら、サボっただけの結果しかでない。恥をかくのは、君自身だ。」そう自分自身が体験しました。自分の限界まで追い込み、身体を鍛えれば、確実にベストタイムがでる、それが水泳です。

 

広大で危険な海の中で途方に暮れたり、困難な状況に陥ったりした時、過去を悔やんだり、先の見えない未来を過剰に恐れたりするのではなく、今自分にできることに集中し、少しずつでも前へ進もうという姿勢です。
勉強と、そっくりですね。困難の波に飲まれそうな時こそ、立ち止まらず力を抜いて自分のペースで「勉強し続ける」こと。それが、やがて状況を好転させる一番の近道であることを教えてくれた、ドリーの温かい言葉に拍手です。

受験生への校長メッセージ

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