学校からのお知らせ

瀧野川女子学園中学校

5年間の創造性教育を通して【生徒プレゼン】

ごきげんよう。

10月9日に行われた中学受験生向けの学校説明会の中で、中高一貫5年生の生徒による、「5年間の創造性教育を通して」のプレゼン発表を行いました!

生徒の声をご覧ください!

<1年 理想の街を創ろう>
理想の街をつくるために、フィールドワークとしてお台場と浅草の街を見学し、構想を膨らませながら理想の街をジオラマにして、思いを形にしました。
緑が多い、誰でも楽しめる街にするため、四季を表現した四季塔を建てたり、鯉の池をつくるなど、自分たちの理想を形にしていきました。ジオラマをつくる中で、「もっと理想を追求したい」という気持ちが高まりました。

<2年 大道芸ロボットを創ろう>
プログラミングを使って、みんなを楽しませるロボットをつくります。
プログラミングやロボットの制作には、東京工業大学の学生が一緒に作業しながらアドバイスをしてくれます。
私たちは心地よい眠りを促すロボットをつくりました。日本機械学会主催のロボットコンテストにも出場し、大学生が多く参加する中、中学2年生で出場でき、貴重な経験になりました。

<3年 中学課程修了研究>
1年間自分の好きなことや気になることを追求し、研究して発表します。
人の行動パターンを分析する研究をした際、必要な情報を集める時、たくさんある情報の中から正しい情報を見極める力がつきました。また、研究を通して伝えたいことも増え、「もっと知りたい」という気持ちが高まりました。

<4年 商品企画コンペティション>
ありそうでなかった近未来の商品を企画しプレゼンします。
最初はグループでブレストしながら他の人のアイディアを共有し、最後に一人ひとり、夢の商品を企画しプレゼンします。
自分のアイディアだと思っても、すでに世の中にあったり、“ありそうでなかった”のアイディアを出すことが大変でした。商品を開発し、新しいものを発想する大変さを感じました。

<5年 事業化実習>
チームで起業を体験します。
オリジナル商品をチームで開発、制作、販売し、最後はハワイ諸島修学旅行でチャリティバザーに挑戦します。
先日行われたあかつき祭で商品を販売した時は、「どれにしようか迷ってしまう」と、自分のお気に入りを見つける買い物のワクワク感を感じてもらえました。商品だけでなく、包装や装飾、接客まで心がけて行った結果、出資金から売上の成長率は380.8%となり、あかつき祭では「販売部門賞」を受賞することができました!
商品を形にするまでが大変でしたが、新商品を生み出す厳しさ、大変さ、喜びなど感じることができました。

創造性教育を通して、1,2年で創造力、3年で研究力、4年で発想力、5年で責任が身につき、5年間を通してプレゼン力が身についたと感じています。
創造性教育は楽しむことが一番大切だと思います。楽しむ中で、自然と様々な力が身につきます!
最後に、受験生へメッセージがありました!

<Mさん>
人前で発表することが苦手で、緊張すると言葉がでないタイプでした。
創造性教育の中でプレゼンをする機会が多いので、苦手ですが、機会がある分自然と対応できるようになりました。
創造性教育を通して、自分の成長を実感できています。

<Kさん>
創造性教育の中で、一番印象に残っていることがあります。
1年生の時に「おもしろいと思うこと」「やってみたいこと」を付箋に書いて貼っていくという時間があり、現実的ではないから….と書くことを躊躇っていたとき、「どんなことでもいいから貼ってごらん」と先生に言われ、「雲に乗って空を飛びたい」と突拍子もないことを書きました。
しかし、みんなで話し合う中で、段々と実現できる方法が生まれていき、突拍子もないことでもみんなの意見が合わさり、現実に近づいていく感じが、とてもおもしろいと感じたのを覚えています。
みなさんにも創造性教育の中で、”おもしろいな”ということを感じてほしいです。

<Rさん>
私はゼロから新しいものを生み出すことが苦手で、例えば「絵を描きましょう」と言われても、何を描いたらいいか分からないタイプでした。
一人だとどうしたらいいか固まってしまうことも、周りの人から刺激を受けて、自分のアイディアも生まれ、自分の思いを、理想の形にしていく力が身についたと感じています。



創造性教育では学年ごとに異なるテーマで、段階を追ってデザイン思考を身につけ、「創造性(思いを形にする力)」と「起業家精神(形にした思いを仕事に結びつける考え方)」を養います。これらの能力や精神は、今の大学入試やこれからの世の中での活躍に繋がります。

今回のプレゼンは全て生徒自身で構成したもので、創造性教育の楽しさや成長が伝わる、素晴らしい内容でした!ぜひ創造性教育で身についた能力や精神を、今後の進路へと繋げていってほしいと思います。

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創造性教育について

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